介護の働き方

介護の働き方は正社員やプロパーとしてフルタイムで働く場合、大きく以下の4つがあります。
早番、日勤、遅番、夜勤

施設によって、どのような交代制にするかは変わってきます。2交代制をベースとするのか、3交代制をベースとするのかの違いもあります。

2交代制の場合、夜勤の人は夕方出勤して2日分働き、その後明けとなります。3交代制の場合は、夜勤も8時間勤務が基本なので、夜遅くに出勤して翌朝早朝に明けとなります。3交代制の場合は、早番や遅番も必要となりますね。

介護の仕事では、シフト勤務としてこうした勤務を不定期に繰り返すため、活動時間帯が不規則になり、シフトによって生活が左右される暮らしが続きます。

日勤・夜勤・早番・遅番を回す働き方が良いのかどうか、よく疑問視されている部分ではあります。体内のリズムを取ることが出来ないため、体力を減らすなどの問題があるからです。

職場によっては、一定の期間(数週間~1ヶ月)は同じ勤務とする方法が取られていたりします。つまり、ある期間は夜勤ばかりという勤務ですね。リズムを作るという点に着目した方法になりますが、これも一長一短あるようです。

さて、各勤務の特徴について述べていきます。

【早番、日勤、遅番】
早番は通常の時間よりも早く出勤します。
日勤はその日のメインとなるメンバーですね。
遅番は夜勤がくるまでのサポートなどを行います。
この三つは比較的多くあります。ただ、施設によっては夜勤が足りないなどの理由によってあまりやらせてくれないところもあります。

日勤は、メインとなる業務時間なので他のスタッフも揃っている時間帯で問題はないのですが、早番や遅番は、忙しい時間帯を少ないメンバーでこなすことが多いです。現場のことを理解している経営者であれば、早番や遅番でも困ることなく業務が回るようにシフトを組んでくれますが、そうでない場合、とても一人でこなせない業務を受け持つことがあります。

そのような職場は、早かれ遅かれ事故を起こす可能性があると思っています。早々に改善を申し入れるなどのアクションを取る必要がありますが、聞く耳を持たない経営者だとすると、転職も検討した方が良いのではないでしょうか。

ニッチもサッチモいかなくなって問題を起こした場合に、責任をスタッフではなく経営者が取るのであれば良いのですが、そうした経営者は責任問題が起きた時は逃げることが多いと思います。まあこの辺りは、経営者によりさまざまなパターンが或ると思いますので、経営者の人柄をよく観察することをお勧めします。

次に夜勤について説明をいたします。

【夜勤】
夜勤は多くの場合、一人で業務を行います。1フロア1人という感じで配置されている事が多いです。

夜勤は一人で業務を行うため不安という人が居ますが、考え方によっては余計な人間関係もなく、一人で自由に仕事ができます。業務を一人でこなすことが出来るのであれば、自分のペースで業務を進めることも可能です。そのため、楽と言えば楽です。何かあれば忙しいのは当然ですが、何もなければ自由な時間も多いので、その間に睡眠をとれることもあります。

とはいえ、何かあったら一人で動かなければならないので、夜勤の時は体調万全にしておく必要はあります。夜勤の場合に、体調不良で出勤出来ない場合は、他のメンバーに大きな迷惑をかけることになります。

夜勤の場合は、つい日中も起きて活動をしたくなりますが、夜勤のためにしっかり休息を取っておくことが大切です。

【休みが決まっていない分、好きな時に休める事も】
シフトは不規則な事が多いです。何曜日に誰が休むという事を決めておけばいいのかもしれませんが、多くの場合、不規則にシフトが組まれています。

これはパートさんなど、休み希望日が多い人に合わせて、シフトが埋められていっているからです。ただ、そうした不規則なシフトである分、正社員は休み希望日を何日か自分で決める事ができるシステムを取っている事が多いです。

『この日は確実に休みたい』という日があれば予め申請しておきます。そうすれば、そこは休みとしたうえで、シフトが組まれます。

曜日が決まっていない分、遊びの予定や習い事の予定などは立てられませんが、月に数日の確実な休みの日を取れるのです。あまりやりませんが、やむを得ない場合は連休を取る場合もあります。その場合は、他の職員にシフトが回されている訳ですが、協力体制がある雰囲気の職場であればそれも可能です。

パートで、時間を制限して働いている場合は、日勤のみとか遅番のみという働き方ができますが、そうではなく正規社員としてフルタイムで働いている場合は、日勤・早番・遅番・夜勤といった異なる勤務をシフトで回しながら行うことが、介護業務の性質上どうしても必要となります。
こうした様々な勤務体系が大変!と言えばそれまでですが、介護の仕事をしている以上避けることは出来ません。ならば、シフト勤務の良い点を見つけることに意識を向けた方が良いと思います。シフトとは言え休み希望を出せば通るという面もありますし、シフトの都合上で平日昼間の休日もありますから、逆に遊びやすいともいえます。